ぎっくり腰
ぎっくり腰が起こった瞬間は息が出来なくなったり、動くことが出来なくなるくらい強い痛みとなります。ぎっくり腰は急激な痛みで、ご家族の方に支えられてご来院される方もおられます。
ぎっくり腰は疲れきった腰部の筋肉や靭帯が急激な動作などで損傷し、腰椎捻挫や筋・筋膜性腰痛が激しくなったものです。慢性的な腰痛や疲労、寒さや冷え、運動不足が原因と考えられます。
ぎっくり腰は損傷した組織を修復するために炎症を起こしています。ですから、足のしびれなどがなくて、背中を丸めた姿勢が楽なら、まずはその姿勢で横になり安静にすることが大切です。そして、10~20分ほど氷嚢などで冷却します。あまり冷たすぎるときはタオルなどの上から冷やしてあげます。
お風呂は厳禁です!
そして、できるだけ早く治療を受けましょう。すばやい痛みの緩和は鍼灸の得意分野です!
中途半端に放置しておくと痛みの記憶が深層の筋肉に残り、ぎっくり腰を繰り返したり慢性的な腰痛から抜け出せなくなったり、坐骨神経痛などを引き起こす場合があります。
急な腰痛は
急な腰痛は症状が腰に限定されるのか、足にまで症状があるかで原因を推測することができます。
●症状が腰に限られている
・ぎっくり腰
重いものを持ったり、腰をひねる運動をしたりすることで起こります。筋肉や
靱帯、椎間板の損傷などが原因とされ、急な腰痛では最も多いケース
です。
・骨粗鬆症
骨がもろくなってしまい起こる病気です。椎骨の椎体部分がもろくなり、
何らかの圧力がかかることで、圧迫骨折し腰痛が生じます。閉経後の
女性やご高齢の方によくみられます。
・椎間板症
水分がなくなり髄核というものがなくなって、椎間板に亀裂が入ったり、
椎間板がつぶれたりすることで椎間板が不安定になり腰痛が生じます。
・感染性脊椎炎
椎骨が細菌に感染することで化膿し腰痛が生じます。高熱と激しい腰痛
が特徴です。糖尿病のある人や大きな手術の術後、免疫力の低下した
ご高齢の方など感染しやすい人に多くみられます。
・脊椎腫瘍
脊椎に腫瘍ができる病気で、特に多いのが他の部位から転移して起きた
「がん」です。脊椎は「がん」の転移が起こりやすく、特に胸椎や腰椎に転移
しやすいようです。進行するにつれ腰痛は強まり、麻痺も生じてきます。
●症状が足にも起こっている
・椎間板ヘルニア
椎間板の中心に髄核というものがあり、それが飛び出して神経を刺激する
病気です。腰痛と共に足にもしびれが現われます。
体の要
背骨を脊椎といい、脊椎は椎骨というものが積み重なって出来ます。椎骨の間には椎間板というクッションのような役割を果たすものがあります。
腰は上半身を支える役割だけでなく、立ったり座ったり体を動かす時にバランスをとる役割もあり、腰は体の要となる部位です。ですから、非常に負担のかかる場所で、多くの人が人生のうちで一度は腰痛を感じることがあると思います。
また、東洋医学の考えでは腰というのは腎と深くかかわりがあります。東洋医学で言われる腎というのは、生命の力、元気の源を貯蔵するところです。だから腰というのは非常に大切な場所であります。
一般的な腰痛の原因は椎骨や椎間板になんらかの異常が起こり、神経が障害されたり、腰の筋肉の異常というのが多いのです。
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